2014年11月19日
全体の造形ができれば次はアクセサリーの造形をします。
武器のヤリをつくりますが、これもボディーと同じように銅線にエポキシパテを盛り、
表面のディティールはポリマークレイで仕上げます。
木製の武器にしましたが、細いニードルタイプのスパチュラやアルコールなどを使って木の質感、
や武器の窪み、溝などを表現していきます。
武器が終われば次は笛です。
身体に装着するアクセサリーです。 貝殻をモチーフにしています。
胸にも飾りを付けます。
バックパック
ネット部分の表現で時間を費やしましたようです。
荷物が入っているよう丸みを持たせなければならないのでまずボールを作り
ネットの下の部分からネットの線をいれていき、バランスをみなが上の部分のネットを描いていくようにしてゆきます。
バックパックが完成し正面からみてみるとネットで自身の首を絞めているように見えたので、
たすき掛けのようにしてみました。
白い部分が改善するまえです。
↓このように変更しました。
こちらの方がバランスも良いです。
最後に顔の横にヒレを付けますが、水中での動きを表現するためになびいているように表現したいのと
モールドの事も考慮して(別パーツにするとコストの問題が生じるので)ヒレの造形をしてゆきます。
*これは商業原型のためモールドの事を考えていますが、本来は分割の事を考えて造形しないのが基本です。
分割は後から考えると言うのが多くのスカルプターのスタンスです。
まずは何をどのように表現したいかが大切です!
ベースを作って完成です。