アメリカではサーフェーサーというものを見かけたことがありません。 使用しているのはプライマー(カラー付きもありますがサフではありません。) 本来サーフェーサーなんて模型を製作するうえで必要ないと思います。 原型に傷がないか確かめたりするうえでサフを吹いたり、型取りのための表面保護に使用したりすることはあっても、 模型を製作するうえでサフを吹くのは「?」が付きます。 みなさんの中にはプライマー→サーフェーサー→下地塗装→塗装という工程で塗装されている方もいると思いますが、 これは凄く労力と時間を無駄に使っています。 サーフェーサーは溶きパテなので模型の表面に吹いた分だけ表面が厚くなりシャープに仕上がりません。 サーフェーサーなしでも生物、モンスター、クリーチャー系なら表面が粗く仕上がっても問題ないが、 美少女系をやっているので表面をきれいに仕上げたいのでとか、 メカ系なので粗くならないようにサーフェーサー仕上げにしなといけないからなんて言われる方もいます。 ですがリアル系、美少女系、メカ系のモデラーの方は塗装する前に十分にペーパーで表面を研ぎだしているのに、 その表面に粒子の粗いパテを吹く作業をしていることになります。 それにパテはヒケるので何のために吹くのか説明がつきません。 プラモデルの場合はどうでしょうか? プライマーの代わりにサフを吹いているという方もいますが、 せっかくペーパー掛けして研ぎだした表面にサフを吹いてまた粗くする? サフはシンナーで溶かしたパテなのでプラスチックに多少なりとも影響があります。 完成品がある程度時間がたってからひけてくるといった経験なさったことありませんか? なので模型製作ではサフを使用せずプライマーでOKということになります。 プライマーでお勧めするのがスポット50 このスポット50は粒子が細かく塗料が食いつきやすいプロ仕様のプライマーです。 製作時間と労力をそこでつかうよりもっと他の作業に有効に時間に費やせます。 それに余計なコストもセーブできます。 まずはよく振って
白の線のように左右上下に吹き付けていきます。 プラモデルにスポット50を吹く場合はまずランナーなどで試し吹きして、 プラスチックに影響がないか確認してからご使用ください。 (今までの経験ではプラスチックにも問題なく使用できております。)
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