2013年08月02日
サーベルタイガーの工作でもう少し手を加えて脚を完全に固定させる事をお勧めします。
ぜひトライして頂きたいオプション工作がありますので、少し作例を紹介します。
A. 脚パーツへのレジン流し込み
レジンを流し込ますので、漏れ防止の為に、まず脚を接着した箇所にシーリングテープを巻くか、マスキングゾルを塗ります。
今回の作例はマスキングゾルを使用します。
B. レジンキャストの流し込み
開いている胴体から足先まで100~150mlのレジンキャストを流し込みまます。
今回使用するレジンキャストはCR-600 このレジンキャストはバルサフォームなどに浸み込む粘度が低いレジンキャストです。
国内の低粘度レジンキャストではバルサフォームに浸み込まない物が多いのでこのCR-600は便利です。
このメジャリングカップ250mlでちょうど使いやすい小さいサイズでちょうど良い弾力でしっかりしています。
レジン硬化後はペリット剥がせるのでお勧めです。
C. ポージング、位置決め
レジンが硬化する時に熱を発します。その硬化時の熱を利用してソフビの角度やポーズを調整します。
この時に左右前後傾きに注意してください。アクリル棒は130mmにカットしてください。
D. テーピングによる固定
レジンキャストが完全に硬化するまでマスキングテープなどで固定します。
完全硬化後、テープ、マスキングゾルを剥がします。
E. 脚の固定
ここのしっかりした接地と傾きバランスは模型のキモのなので、テックボンド&アクセラレーターで仮止め接着してもよいでしょう。
F.ベースへのレジンキャストの流し込み
脚にレジンキャストを流し込むとやはりサーベル体がの方が重くなり、
ベースがその重さに耐えきれず曲がってしまう恐れがありますので、ベースにもレジンキャストを流し込みます。
このベースの穴からレジンキャスト250ml~300mlを流し込み、穴をマスキングテープで止め、軽くシャッフルしてガラスの上に置いてキャストの硬化を待ちます。
程よい重みとレジンキャストにより事後変形を防ぎます。