店長日記
Monsterpalooza Artists
2015年04月16日
Monsterpaloozaには多くのアーティストが参加しています。
第一回から参加していたSimon Leeが今回は映画の仕事が忙しくて不参加でした。
このイベントはJordu Schell, Mike Hill, Simon Leeの3枚看板で始められたと言っても過言ではないのでその一人が参加していなかったのは残念でした。
忙しい中夜にイベントに遊びに来ていたので、そこで今の活動、今後の活動などいろいろと教えてもらいました。
映画の仕事で活躍すれば私たちも目にする事が、もっと多くなると思いますので期待しましょう。
それではイベント参加のアーティストです。
まず最初は
Dominic Qwek
シンガポール出身のデジタルイラストアーティストです。
元々はビデオゲームのキャラクターなどのデザインをしておりオランダのアムステルダムでビデオゲームキャラクターデザインの仕事を2年間したのち、ハリウッドより仕事の依頼があり2006年より新天地アメリカのロスでデザインの仕事をする傍らオリジナルの立体造形化を始めています。
The Art of Creature and Character Designでも紹介されている期待の新生です。
Raksasha Demonこれは廃盤のようです。持っている方はラッキーです。
あらたに新造されたRaksasha Demondです。
Jordu Schell氏のSchell Sculpture Studioです。
JorduのラバーマスクSLEEPY TROLLです。彼自身のペイントです。
お土産に1つもって帰ってきましたいかがですか? 角はレジン製で外しています。
Sandy Collora
サンディ・コーラ
高校を卒業ごスタンウィンストンスタジオで働き始め現場でいろいろなアーティストの造形を見て造形に興味を持ち、学んだそうです。
それまでは特別に造形の学校に行ったわけでもなく、まさに実戦での叩き上げです。
スタンウィンストンスタジオでの17年間の経験、知識は凄いものだと思います。
トイメーカーの仕事で以前に日本にも来日したことがあり、日本大好きアーティストです。
六本木が凄い!といっていました。六本木で良い思いをしたのでしょうか?でしょうきっと
このルックスなのでやはり夜のお店でもモテタのでしょう。
主な造形マテリアルはNSP グリーン ミディアム
サンディが今回モンスターパルーザに参加したのは自身がアーティストに呼びかけて作った
The Art of Creature and Character Designのプロモーションも兼ねての参加でした。
第1弾は好評ですでにハードカバーは完売だそうです。
第2弾は現在制作中です。次回はシフレットブラザーズなどが参加しマケット、マスクより
より小さいさいずの特集になるそうです。ということはGKサイズの作品がでるのではないかな?
と個人的には思います。
シアタールームではThe Art of Creature and Character Designについてのトークライブがありましが60分という少ない時間でしたのでまだまだ聞きたい話があったのですがあっという間の1時間でした。
左から司会のスタンウィンストンスタジオのMatt Winston氏 やはりStan Winston氏に似ていますね。
Jordu Schell, Lee Joyner, Steve Wang, Sandy Colloraとそうそうたるメンバーです。
最後の質疑応答で、あるアートスクールの先生が今日デジタル化がされているのに、
トラディショナルスタイル(粘土造形)は必要か否かの質問がありました。
その質問に学校の先生がどう生徒に答えればよいのかとの質問がありました。
全てのアーティストがやはり手で触れて造形をすることは絶対に必要と答えていました。
Steve Wangはこの仕事を数十年しているが今もなお毎日毎日遅くまで造形をしていているそうです。
それは他のアーティストも事実ですと言っていました。
Jorduも造形に対する2つのポイントをもって造形することが大切だと述べていました。
1.自分のデザインをイメージしながら造形するのはもちろんの事。
2.その造形の色をイメージしながら造形する事が大事ですと説いていました。
そこでトークのタイムアップとなりました。
まだまだ聞きたい事があったのですがすごく感激したトークライブでした。
造形に関する事だけでなく自分自身のこれからの仕事に対する考え方など改め省みる事ができ「また明日から頑張ろう」と思わせてくれるトークライブでした。
A P Sculpture Studio
Alfred Paredes
Dynamation、Stan Winston Studioなど17年間いろいろな場所で造形のキャリアを積んできて実力は言うまでもないでしょう。
現在はSideshow Collectiblesで活躍しています。 もちろん展示すべての造形はNSPです。